試合で緊張して力が出ない方へ!簡単に出来る緊張しない方法を解説【テニス】

こんにちは、にっしーです。


前回の記事では試合で勝ち切るためのメンタル強化法について書きました。
これは普段の生活で簡単に出来る方法なので、まだ読まれてない方は是非一読してみて下さい。


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でもメンタルの強化には成功したけれど、いざ試合になるとやっぱり緊張してミスが多くなる💦という方のために今回は

試合中にメンタルがやられそうな時に、立ち直る方法を書いていきます。

NEVER GIVE UPの精神で試合の情勢をひっくり返しましょう!!



にっしー

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目次

硬式テニスとソフトテニス 2人のメンタルモンスター

テニスはメンタルスポーツというのは前回でも書きました。
トップ選手の試合を観ていても、何かのきっかけでメンタルが崩れ落ちてしまうことが結構な確率であります。


あの錦織選手でも集中力欠いてるな~と思うことがあります。
世界で活躍している選手も精神的にしんどくなるんです。



そう考えるとテニスってコートに立つと孤独で過酷なスポーツですよね。
その中で僕が思うメンタルが強い選手2人を挙げてみます。

ダビド・フェレール

フェレール選手をご存じでしょうか。


錦織選手よりも小柄な選手で、決して体格に恵まれているとは言えない選手ですが、2005年にトップ20入りしてから、ずっとランキングを維持している選手です。


自己最高世界ランクは3位。ビッグ4がいる時代ですからそれだけで凄いですよね。


フェレール選手はプレーに入る前に必ず小刻みに足を動かしてボールを待っています。
その動作だけでちょっと威圧されてしまいますよね。

内本隆文

ソフトテニス界では内本選手がメンタルモンスターだと思っています。


日本リーグでもNTTの新しいエースとして5戦全勝。
先日行われたJAPANGP2020では元ペアの丸山選手と組んで優勝。


今一番ノリに乗っている選手ではないでしょうか。


この2人の選手の共通点を考えてみたところ、「諦めない」「しつこく戦う」


ことだとわかりました。


確かにどちらも劣勢になってから強くなっているイメージですし、しつこい(粘り強い)ですよね。


メンタルモンスターになるためにはこの2つのキーワードが欠かせませんね。



落ち着きを取り戻すリラクゼーション

試合でてんぱった時に落ち着きを取り戻す方法を紹介します。

アイコントロールでリラックス

「やばい、ミスが続いて集中出来てないな。」


そのように感じる方、たくさんいると思います。


低下してきた集中力、視線の動きで取り戻すことが出来ます。


集中出来てない人はたいてい隣のコートが気になったりしてあたりをキョロキョロしています。


キョロキョロするのはやめて、自分のコートに集中しましょう。


そして、集中するには出来るだけ近いものを見るのがいいと言われています。


出来るだけ近いもの・・・。
ガットとか、グリップがいいのではないでしょうか。

集中力を高めたい時は、一点に視線を集中させましょう。


呼吸でリラックス


普段何気なくしている呼吸ですが、これは人間の心理状態を端的に反映します。


試合中、プレッシャーを感じると呼吸が速くなります。


呼吸が浅くなってしまうと、冷静な判断が出来なくなってしまうんです。


いわゆる「パニック」状態ですね。


じっくり観察すると、試合でアワアワしている選手は呼吸が安定していません。

サーブに入る前、レシーブに入る前は深呼吸をして、落ち着きましょう。


また、プレッシャーを感じたときは身体が硬くなります。
筋肉が無意識に収縮するみたいです。


筋肉が収縮すると、動作がぎこちなくなります。
動作がぎこちなくなると、体が上手く使えなくなって、ミスにつながります。


その時の解消法は、「グリップをゆっくり握る」です。


小指⇨薬指⇨中指⇨人差し指⇨親指の順で握りましょう。


プレッシャーを感じたときはグリップをがっちり握りがちです。
指に力が入っているということは、腕や肩にまで力が入っているということです


がちがちに力んでしまったら、いいプレーなんか出来ません。


他にもその場で軽くジャンプしたり、足踏みしたりして、とにかく固まらないようにしましょう。


そうすることで血行が良くなり、硬くなった筋肉をほぐすことが出来ます。

プレッシャーを感じたときはどうすればいい?



プレッシャーを感じたときこそ、冷静な状況判断が必要です。


人間は脅威を感じたときに、動悸が激しくなったり、呼吸が荒くなり筋肉が収縮します。


みなさんも経験はありますよね。


それもそのはず、これは生理的な防衛反応だそうです。


人間は脅威を感じたときに「戦う」「逃げる」を無意識に選択しているそうです。


しかし、試合中に脅威を感じても逃げることは出来ません。


ただ、知らないうちにこの逃避に走っている時があります。


具体例を出すと、

・ファーストサーブとセカンドサーブの間隔が短い。

・ボールを拾いに行くのが早くなる(行動が早くなる)

こうなると自分のリズムが崩れてしまいます。

僕もシングルスの試合で、ガチガチに緊張して、小走りでボールを拾いにいってました(笑)

リズムを崩さないためにはどうすれば良いか。

メンタルトレーニングをしましょう。

メンタルが強くなれば、自分を俯瞰的に見ることが出来ます。

「あれ、俺今リズムが早くなってるな」と気付くことが出来ます。

気付くことで、深呼吸したり、わざとゆっくり行動したりして対策が取れるのです。

ミスをしたときの対処法

テニスはミスをするスポーツです。

ミスをしたときにどう立て直すか。

ミスは『最高のミス』『最低のミス』に分けられます。

最高のミスの場合はあまり気にしなくてもいいです。

ポイントを取るためにチャレンジした結果ですから、気にせずどんどんトライしましょう。

大事なのは、最低なミスをいつまでも引きずらないこと。

「なんであんなミスをしたんだ」とか後悔するのはNGです。

どんなにひどいミスをしても、「たいしたことない」と割り切りましょう。

終わったポイントは取り戻せない

↑これがミスを引きずらないための最適な方法です。
次の一点に集中しましょう。

最後に


いかがでしたでしょうか。


スポーツ心理学では、集中力を妨害する要因として

・済んでしまった過去にとらわれる
・まだ起こっていない近い未来の出来事に注意が向いてしまう

ということがわかっています。


済んでしまった過去にとらわれる
とは、ミスを引きずること。


2つ目のまだ起こっていない近い未来の出来事に注意が向いてしまうとは、「また同じようなミスをしてしまったらどうしよう」と考えることです。


そんな時はテニス選手の松岡修造選手がウィンブルドンで言い放った

この一球は絶対無二の一球なり』



という言葉を思い返しましょう。


大事なのは次のポイントなのだから。


最後まで読んで頂きありがとうございました。


参考:『テニスメンタル強化メソッド』

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