スポーツしていてスランプになってしまって楽しくない…。
いくら練習しても上達しない。このままやめてしまいたい。
スポーツをしている方は、誰しもがスランプを経験していると思います。
今まで出来ていたことが出来なくなっている。
練習してもしても、一向に上達しない。
スポーツしている時そういったように感じるときってありますが、大抵やってて面白くないですよね。
やってて面白くないからミスが多くなってくる、練習がだるくなる、、どんどん負の感情ばかり出てきて、とうとうやめたくなってしまう。
今回この記事を書こうと思ったきっかけは、あるSNSで、上記の吹き出しに書かれてあることを投稿していた人がいたので、スランプに悩んでいる人に向けて発信したいと考えたからです。
現在、練習していてあまり上達が見えてこないなと悩んでいる人に読んでほしいです。
練習しても上達しない時期は誰しもある
練習は『三歩進んで二歩下がる』の繰り返し
部活をしている場合について考えると、月曜から金曜まで放課後毎日練習して、土日も練習しますよね。
ただ、毎日練習したからといって、練習した分だけ上達するわけではないですよね。
しかも、ある程度の技術レベルまでいったら、目に見えるレベルでの上達は感じられません。
物事が上達する過程では必ず停滞する時期があります。
これは、プラトーと呼ばれています。
「あれ、なんか全然上達していない」「もうこれ以上上達しないのかな」
と考えてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。
プラトー時は『次の成長を生み出すためにパワーを溜めている状態』なのです。
全くもって焦る必要はありません。
なぜスランプになるのか
僕はスランプの原因はほとんどが精神的なものだと思っています。
まあ中には体の調子が悪いとかもあると思いますが、第一の理由に「心」が来ると思います。
それはなぜでしょうか。
上述したように、ある程度のレベルまでいくと、目に見える上達はありません。
練習の成果が感じられないんです。
成果が感じられなくなると、自分に対して疑問が湧き起こってきます。
「この練習していて意味あるの?」「自分ってどういうフォームしてたっけ。」
だとか。
色々考えているうちにどんどん迷走していって、先が見えなくなってしまう…。
焦っていき、自信がなくなり、やる気も消失。
長いスランプ状態に…。
どうにかして抜け出さなければいけません。
スランプ攻略法
スランプ状態というのは、壁にぶつかった状態です。
壁にぶつかったということは、その壁まで辿り着いたということ。
次のステージに上がる直前まで辿り着いたんです。
もしこの壁を乗り越えることが出来たら、必ず成長します。
では、どのようにしてスランプを脱出していくか。
✔基礎練習に立ち戻る
スランプに陥った時は基礎的な練習をしましょう。
案外、基本的なことがおろそかになっているものです。
ただ、その基礎練習には本気で取り組むようにしてください。
基礎練習とは言っても、絶対に自分からミスをしないとか、コーナーにボールを打ち込むとか、何か目標を設けましょう。
プロテニス選手の錦織選手も、マイケル・チャンコーチから地獄の基礎練を強いられましたが、それを乗り切り、見事グランドスラム決勝まで勝ち上がりました。
✔ノートに書き出していく
スランプの時はプレーしていて何か違和感を感じると思います。
その時の違和感を「何かいつもと違うな」と頭の中で考えるのだけではなく、どういったところが違うのかノートに書いていってください。
頭の中であれこれ考えているだけでは、段々こんがらがってきて、逆に何が正解なのかわからなくなってきます。
実際に文字に起こすことで、見えてくることもあります。
✔周りの人の意見を聞く
自分だけではどうしても解決出来そうにない時は、チームメイトや家族にどこがおかしいのか聞いてみましょう。
いつも自分のことを客観的に見てくれている人たちなら、自分では気付けない、どこかおかしくなっている部分に気付いてくれるかもしれません。
僕は調子が悪い時は周りの人に何がいつもと違うのか積極的に聞きに行っています。
そうしたらだいたいのことは解決出来ます。
最後に…
自分がどんどん上達していく時はすごく楽しいですが、停滞している時は練習するのもつまらないですよね。
そんな停滞期におすすめしたいのが、『小さな進歩を探る』です。
自分の目標としているプレーに近づく努力が、停滞期を抜け出す近道だと言われています。
以前は出来なかったことが出来るようになってたなど、小さな進歩を実感しつつ、こつこつ練習に励んでいきましょう☄
スランプを脱出できたら、今まで以上に成長します。
スランプ中に自分自身を見つめなおして、挑戦して、対策法を調べて、学んで、壁を乗り越えたのだから。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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